Perth 語学学校での8週間

わたしのAustralia

こんにちは。アラフィフ英語学習人の、むっちです。

オーストラリアでの生活が始まりました。
先ずは、8週間、語学学校に通います。
友達を作り、街に慣れて行くのに、4週間では短い、12週間だと少し長い。
間を取って、8週間にしました。

結果、語学学校には通って良かったです。
英語を習得するには、一切の日本人とのコンタクトを断つ、なんて事もありです。
しかし、何かと頼りになるのも、同じ日本人です。
また、色々な情報を得やすい利点もあります。

今回は、その語学学校での様子を書きます。
楽しんでいただけたら、幸いです。

英会話は家族でシェアする時代

現地の語学学校での日々

Perthに着いて(土曜日の夜遅く)、翌々日(月曜日)から、語学学校の授業が始まりました。

授業はだいたい午前中で終わりますが、初めての海外での授業に、期待と緊張で一杯でした。

最初にレベル分けのテストがありました。
筆記と、先生との面接(スピーキング)です。

筆記は、絵を見て、それに関連した短いストーリーを書くものでした。

日本で、それなりの勉強はしてきたつもりでした。
が、ライティングなんて、なかなか独学で身についているはずもなく、よ~く分からん文章の羅列が関の山。

先生も失笑だったことでしょう。

スピーキングも、同じ。何とか話そうとする気持ちだけで、時間は終わりました。

結果、Elementary Class(初級です)への在籍とあいなりました。

その時は、同じくワーホリでやってきた、日本人も数多くいました。

ほとんどの日本人が、何年かの社会人経験を積み、貯金をしてやってきていました。

そして、またほとんどが、何クラスかに分けられたElementary Classに在籍していました。

多少の差はあれ、みな、同じ様なレベルで和気あいあい、と言った感じです。

その中で、某難関国立大を卒業した男性とと、もう一人の女性はIntermidiate Class(中級)の在籍で、一同、ほほ~ってな感じで、見ていたものでした。

ちなみに、わたしのホームステイ先の先輩、ガニア嬢は、Advanced Class(上級)でした。

あっぱれ、ガニア!(語学留学生です!)

Classには、先日書いた様に、インドネシア人、香港人(返還前です)、台湾人、マレーシア人、中国人が在籍していました。

わたし達日本人以外は、ほとんどが長期の語学留学の子達でした。

その中で、1人の中国人の男性が、日本にも留学経験があり、日本語が流暢で、ほとんど日本人の扱いを受けていました。wwww。

彼は言うところの「華僑」であったのかな、と後に考え至りました。

先生達は、授業を色々工夫してくださって、楽しく勉強できました。

が、わたし達日本人が、出された問題に頻繁に「むずかし~」と言うので(もはや口癖)、先生が、”Don’t say,muzukasi~‼” と間髪入れずに、その度におっしゃっていました。

先生方の中では ”muzukasii”は、頻繁に聞く日本語だったのでしょうね。

複数の先生が、この”Don’t say muzukasi~!”を口にしてらしたので、
「どれだけの日本人が言っていたのか?または、それしか言わんかったんかいっ!」
と呆れました。ま、実際、わたしも言っていましたがね。

文法の授業や、会話の練習。
なかなか英語が口から出てこないわたし達日本人に比べて、他の子達10代のインドネシア人や、香港の子達の、よくまあ喋ること。

クラスが同じですから、同じ様に話せるはずなのですが、どうしてなのでしょうね。

20代半ばのわたし達は、圧倒されっぱなしでした。

そんな中で、香港人の女の子達は、日本人にとても興味を持ってくれていたようです。

年齢もわたし達が上でしたから、何かと慕ってくれていた感じでした。

この香港人の子達とのエピソードで、「漢字を使う民族同士だなー。」と痛感した事があります。

ある日、何かの話になっていて、「sukull(頭蓋骨)」の意味が分からなくて(語彙力の低さよ!)

あ~だ こ~だとやっていると、この中の1人が、紙に「頭骨」と書いてくれました。

「あ~、頭骨!、頭蓋骨だあ~。」と、みんなで大笑いしました。

そして、広東語では、頭骨、って言うんだ、と感動しました。

こんなやり取りが、今でも思い出され、笑顔になります。

みんな、元気かな。立派な大人になっているんだろうな。

レクリエーション

ワーホリの日本人が、入れ替わり立ち代わりの状態で在籍する、語学学校。

Australia入国後、ほとんどの日本人は、4週間から12週間、語学学校に入ります。

その間に、ホームステイ先の家族と交流したり、友達を作りながら、現地に慣れて行きます。

わたしが在籍した学校は、ある日、親睦を兼ねてのレクリエーション(遠足みたいなもの)を計画してくれて、近くの植物園(市内には数か所あった記憶があります)と牧場に出かけました。

牧場でのアトラクションでは、羊の毛刈りの実演がありました。

こんなモフモフの可愛らしい羊さんですが、

この様に、ワイルドなお兄さんに挟まれて、

毛を刈られていきます。

「刈り取った毛はこうなりますよ~。」と言った様子のお兄さん。お疲れさまです。

いかにも、Australiaって感じを満喫しました。

マレーシア人男性の一言

毎日授業を受けている中で、なかなか英語が思うように口から出て来ない、とか、リスニングが上達しない、等の焦りが出てきます。

まあ、そう簡単に上達するはずは無いのですが、落ち込んだり、浮かれたりのバイオリズムを繰り返していました。

それは、わたしだけではなく、他のみんなも大なり小なり思うようでした。

その中でも、記憶に残っているエピソードがあります。

ある日、1人の日本人の女性が、マレーシア人の男性と雑談していて、

「なかなか(英語が)上手くならなくて。」と、話したそうです。

ここで、日本人同士なら、励ましあう、といったところでしたが、彼は一言、

「じゃあ、下のクラスに行ってみれば?」。

そ、そうなんですよね。そうしてみるのも、一手です。

この人が男性であること、お互いの限られた英語力での会話であること、が要素にあるとは考えられます。

しかしながら、当時のわたし達は、こんな話題になると、何かとお互い励ましあったり、慰めたりが多かったのです。

そうだよねー。悩むより、動け、だよ。前に戻るのも、前進だよね。
色々考えてばかりじゃなくて、とにかくやれば良いじゃない、と。

何だかスコーンと、ボールを打ち返された様な感じがしました。

これは、何故か今も時々思い出します。そして、独りでニヤッとしてしまいます。

もう何十年も前の事なのに。

次回は、もう少し授業の内容をお伝えします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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