こんにちは、アラフィフ英語学習人の、むっちです。
今回は、ずばり、「英語」についてのお話です。
ひとくちに「英語」と言っても、世界中で話されているのですから、その場所によって違うのは皆さんもご存じの事でしょう。
米語(アメリカ英語)、英語(主にイギリス)、豪語(オーストラリア)。
その他にニュージーランドの英語も独特と言われている様です。インドも中々です
シンガポール英語はシングリッシュと呼ばれています。
日本人の話す英語は、そのままジャパニーズ・イングリッシュと言われて久しいですが、最近になって、「サムライイングリッシュ」と言っているのを何処かで聞きました。
いつから登場した呼称なんだろう?
ちょっとした驚きでした。
Englishは一つではなかった件
英語って、日本人のわたし達が教科書で習うのは、だいたいAmerican English(米語)です。
だから、ずっと米語=英語の感覚で習ってきました。
今は、Youtubeを始めに、色々な場面で British English や他の国のアクセントで話される英語を耳に出来ますね。中高生の頃は、英語にも色々ある、なんて意識はありませんでした。
高校の時一度、教科書で British English なるものに触れた時がありました。
シェークスピアの作品についての単元でした。
何かいつもと感じが違うなあ、と思いながら先生の流すテープの音声を聴いていました。
その時、先生が「これはイギリス英語ね。」とおっしゃったのでした。
何となく、上品な感じがしたのを、覚えています。
その後、イギリスのDuran Duran(デュラン・デュラン)が、007のテーマソングを歌っているのを耳にしました。
映画タイトルは、007 美しき獲物たち(原題 A View To A Kill)でした。(懐かし~)
で、この歌の中で、「It’s a view to a kill~」の歌詞があって、そこをイギリス人だから、to を
「ツウ~」って歌っていたのです(当たり前)。
そこを聴いて、誠に勝手ではありますが、「あれっ!なんか変」と思ってしまったのでした。
(あんたが変と言うか~)ごめんなさい。🙇
toは「トゥ~」と習ってきましたからね。
この、「米語と英語は、違うところがあるぞ」と言う認識は、少々は持っていました。
それでも、オーストラリアで生活し始めて、戸惑ったり混乱することが、度々ありました。
オーストラリアは、基本英語です。
独特の発音から、オージーイングリッシュと言われています。
AとIの音が逆になる、「Good day,mate!」(グッダイ、マイト)です。
ここに表せない位、違いがあって、本当に戸惑いました。
まず、建物の1階は、米語は「First floor」ですが、英語は「Ground floor」 です。
この他にも、食べ物から始まって、色々違う単語、言い回しがたくさんあります。
同じ言い回しでも、逆の意味になる場合も。
詳しくは、だいじろーさんのYouTubeでどうぞ。
この だいじろーさん、この他にもアクセントの違いを、おもしろおかしく教えてくれています。
そして、とっても努力家なんだろうな、と感動します。
いつもお世話になっております。
もはや違う言語か?と思いますが、日本にも方言なるものがありますしね。
この違いを楽しむのが良い、と思う様になりました。
EnglishはEnglish
語学学校が終わり、もう少し勉強したいな、と思い個人レッスンを受けました。
リタイアした女性の先生で、お宅にお邪魔して、教えていただきました。
何かの縁で知り合った、日本人の女の子のホームステイ先でした。
この先生は、その時近々ニュージーランドに、旅行に行くご予定がありました。
その為、結局3回位しか教えていただくことができませんでした。
しかし、この時に先生がおっしゃったことが、今でも記憶に残っています。
「米語だろうが英語だろうが、あなたがどこの国の英語を選んでも、OK」
「英語は英語だもの。どこの英語にも慣れておきなさい。」
「きちんとコミュニケーション取れたら、米語でも英語でも、問題無しよ。」
この時に掛けてもらえた、この言葉で、色々な国の英語を聴いておこう、と思う様になりました。
基本、日本に帰ってからの英語学習は米語ですが、抵抗なく色々聴いてみる姿勢は変わりません。
ですから、先に何度か紹介した
この2つのサイトは、どちらも並行して見ています。最近はYoutubeにもあります。
わたしの発音はどちらなのか⁈ですが、トレーニングに使った教材が米語なのでそちら側に近い❓つもりです。
ホームステイでは、よくガニア(ステイ先の先輩学生)とテレビを観ていました。
オーストラリアでは、自国制作のドラマの他に、アメリカのテレビドラマが、多数放送されていました。
その中でも、楽しみにしていたのが、「Beverly Hills 90201」「Beverly Hills College year」
でした。
日本語タイトルは「ビバリーヒルズ高校白書」「ビバリーヒルズ 青春白書」です。
日本でもNHKで放送されて、人気でした。
およそ高校生とは思えない、ゴージャスな登場人物が目の保養でした。
これを、ガニアが一生懸命説明してくれるのですが、詳細までは理解できず。
後に新たなドラマが放送されていましたが、オリジナルメンバーには及ばなかったかな。
途中でケリーとブレンダが出て来て、「おおーっ!」となりました。
このブレンダ役のシャナン・ドハーティーはガンを患ったり、ディラン役のルーク・ペリーは亡くなってしまったりと、わたしには辛い事実が重なりました。
最も、シャナンは素行の悪さが有名でした。
可愛かったんだけどな~。
子役の闇かな。
それでも、今も多くを乗り越えた美しさがあると思います。
この他にも、「Bay Wacth」や「Law&Order」等、吹替不要ですからね、たくさん放送されていました。
「Bay watch」は2017年に、ザック・エフロン(主演ではない)も出て映画になりました。
でも、日本では公開されず。😢
多くのアメリカドラマが、そのまま放送されているのですから、オーストラリア人が米語を理解できない事はないでしょうね。逆はあり得ますが。
日々耳にした表現
オーストラリアでは、付加疑問文を、頻繁に聞きました。
可愛らし花々を見て、「Cute aren’t,they?」だの お天気が良ければ「Beautifull day, isn’t it?」と言った具合です。
それと、良くこの「beautifull」を聴きました。天気が良いとか、お菓子が美味しい、なんて時も。
「pretty well」「quite well」等々も頻出単語です。
また、「No Worries」(問題ない)や「Cheers」(ThanksやBye)も多く言われます。
極めつけは「Ta」です。「たっ!」「Thank you」の意味です。もうびっくり。
もう一つは、完了形を使った表現です。
何か物を持っているか確かめたいとき、借りたい時等。
例えば、ペンを借りたい時は、「Have you got a pen?」です。
「gotten」ではなく、「got」です。
ある日、Brisbane(ブリスベン)のユースホステルに宿泊し、日本に送る荷物に宛名を書くのに、太いマジックペンが必要になりました。
その時、他の宿泊客が、「Have you got a pen?」と受付のおじさんに尋ねていたので、
「これだ!」と思い、後に続きました。
「Have you got a thick pen?」
この後、無事に実家に荷物を送ることが出来ました。
僅か1年の滞在でしたが、この間に聴いた会話表現は、今でも自分の中にしっかりと残っている感じです。
まだまだ続く、わたしの英語旅。楽しみながら、毎日出来るだけ触れて行こう、と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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