こんにちは、アラフィフ英語学習人の、むっちです。
英語の学習は、地道な1歩の積み重ね。
そして、英語の学習の大きな目標は「英語が話せるようになること」ですよね。
わたしは、若い頃の多少の海外生活と、中年の厚かましさで(全ての中年が厚かましい訳ではありません)何とか英会話もどきが可能。
自分の英語が通じるのは、楽しいし、嬉しい。
もちろん、今のレベルで満足はしておりませんよ。
英会話、思うように話せたら、どんなに良いだろう。
でも、ある程度の学習を続けていても、実際の会話となると、気持ちが引けてしまうことも。
しかし、早い段階でオンライン英会話を使うべき、と提唱されている方がいらっしゃいます。
その方は、長年に渡り、日本で英語を教えてこられた、スティーブ・ソレイシィ先生。
今回は、スティーブ・ソレイシィ先生の数ある著書から、1冊を紹介します。
「オンライン英会話なんて、まだ無理~。」と思ってしまう方も、
この記事と、「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えて下さい!」を読む事で、オンライン英会話への興味と挑戦意欲が湧いてくることでしょう。
目指せ、英会話の達人!
この本の著者 スティーブ・ソレイシィ先生について
ますは、スティーブ・ソレイシィ先生について紹介します。
先生はワシントンDC生まれのネイティブです。旧文科省のプログラムで岐阜県の小中学校に英語の先生として赴任した後、25年以上、日本とアメリカを行き来しながら、海外転勤が決まった企業の役員や海外に移籍するスポーツ選手など1000人以上に英語を教えていたり、NHKのテレビ番組やラジオ番組の講師も経験されていたりと、日本の英語教育において様々な取り組みをされています。 「難しいことはわかりませんが~」本文より引用
この様に、先生は長年に渡り、日本人の英語力向上の為に尽力されていらっしゃいます。
また、日本語も流暢で、日本語弁論大会でも優勝のご経験があるそうです。
英語学習者に向けて、先生には多くのご著書があります。
英語学習をしている人なら、先生の本を見かけたり手にしたりは、1度や2度では無いはず。
先生の本は、文法がどうとかより、とにかくたくさん話せる様になって欲しい、が伝わって来る様な気がします。
そしてそして、極めて個人的な事ですが、わたしは先生とは同じ1968年生まれでした~。
恐らく、先生が日本にいらした辺りの頃、英語をやり直していたのでは。
それからどれだけの年月が経っているのか・・・。はあ。
わたしの独り言はさておきまして。
先生は、日本での英語教育・システムに色々思う事があるご様子。
「だけど英語では『正解が一つ』では決してないの。中略~英語の試験では独特なパズルを解かされていたと、知って欲しい」 「難しいことはわかりませんが~」本文より引用
こうおっしゃっています。
実際、試験で優劣を決めるとなれば、パズル英語が使い勝手が良いのかもせれません。
しかし、英語をやり直す人の多くは、会話が出来る様になりたいはず。
ソレイシィ先生、よろしくお願いします!
オンライン英会話へのハードルが下がる
先ずは結論です。
この本を読む事で、英会話習得の近道が見えます。
ソレイシィ先生は、英会話習得には、オンライン英会話と定期的なスピーキングテストを受ける事を推奨されています。
この本は、ソレイシィ先生にどうやって英語を話せる様になるのか、質問していく内容です。
その質問をするのは、理系の学部を卒業された男性。
この男性が質問していく内容は、多少差があるにせよ、誰もが思うことです。
ですから、読者が自身に照らし合わせながら、読んでいけます。
先生は、どうやって会話を続けて行くか、コツやヒントをたくさん提示してくださっています。
ただ単に例文を出すのなら、フレーズ暗記集を読むのも一つの手段です。
でも、実際に会話をする時は、なかなか上手くフレーズを使いこなせない時もあるでしょう。
思い出せない時もあります。
その結果、焦ってしまって自己嫌悪に陥りがち。
そこで、先生がいくつもの 伝家の宝刀 を出してくださいます。
この伝家の宝刀が、オンライン英会話へのハードルを更に下げてくれるはず。
学校英語が、しっかり身に付いたわたし達は、思考がカチコチになってしまいがちです。
よくある問題で、2つの英文を見せられて、1つの英文にせよ、とあるとします。
そうすると、頭の中で「関係代名詞をつかって~」だの「主語がこうで~」等々で時間が掛かってしまいます。
しかし、ソレイシィ先生は、「1文にする必要はない!」ど断言されています。
理由は、意味が通じるから。
学校英語が染みついてしまったら、この割り切りができないかも。
以前紹介した、伊藤サム先生は、学校英語が染みついた状態を「化石化」や「化石脳」なんて表現されています。
ちなみに、わたしは学校英語を、完全否定はしていない派です。
活かし方の問題もある、と勝手に思っています。
さて、ソレイシィ先生は、質問をしている男性に、優しく、時には鋭く答えてらっしゃいます。
最初はグズグズ(?)している男性も、ソレイシィ先生に導かれてオンライン英会話に挑んでいきます。
英会話習得にはオンライン英会話が近道
学び直しの英語学習は
2.語彙力を増強し(単語を覚える)
3.発音トレーニングをし
4.たくさんの英文を読む(音読を含む)・聴く
多少の差はあれ、この流れで進めて行くパターンがほとんどだと思います。
コツコツ進める事で英語力はつきます。
語学習得に王道(近道)無し、と言われますし。
そこを、もう1つプッシュ、と言う感じでしょうか。
ソレイシィ先生は、勤勉な日本人が、間違いを恐れて会話に躊躇するのはもったいない、とお考えなのでしょう。
「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」は、その先生の思いが詰まっている本です。
英会話の捉え方、日本人の陥りがちな点等、たくさんの気付きがある本なのです。
そして、英語を操り、楽しく会話をしている自分に近づける本です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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